まだ治らぬ中耳炎と読書
2024年 03月 04日
3月になりました。
毎朝起きると、あー、今日も目眩も耳の閉塞感も治っていないんだとわかって残念に思うこの頃です。
耳鼻科通いは続けているけれど、急性から滲出性中耳炎になってまだ完治するまで時間がかかると言われました。4月までかかるのかなー。
ガッカリ(;_;)今花粉症で耳鼻科が激混みしていて予約も取れないしで通うのも大変です。
大人の中耳炎甘くみちゃいけませんよ。1ヶ月経ちました。
『無人島のふたり』山本文緒さんの本は1日で読めました。膵臓癌で58歳で亡くなられて、その直前まで書かれた日記を本にしたもの。
これからまだまだ面白い本を執筆できたでしょうに残念です。
これを読むとたかが中耳炎ぐらいでうだうだ言っちゃいけないなって感じ。本当に人生何が起きるかわからない。健康あっての日々の生活なんだなと痛感しました。若い時は健康が当たり前と思っているから考えもしなかったけど。
そしてやっぱり病気にならないとわからないことってあるんですよね。吉田兼好の『徒然草』にありましたよね。友達にするのに健康な人は良くないというのが。病気をしたことのない人は身体が弱い人の気持ちがわからないからと。
『あなたはここにいなくとも』町田そのこさんの本もまだ読み途中だけど、心に沁みる短編集が詰まった小説です。耳鼻科の待ち時間で読んでいて、うっかり涙が出て困りました。『52ヘルツのクジラたち』も良かったですけど、私はこちらの方が好きかもしれない。
人間って孤独だけど、それでも分かり合える人、共感出来る人がいるとそれだけで救われます。
人との繋がりは面倒になったり、家族も鬱陶しく重たくなったりして時には逃げたくなる。認めてもらってわかり合って、でもまた逃げたくなって、でも寂しくなって、その繰り返し。生きるってそういうことなんだよね。
とそんなことを思いながら読んでいます。
さて、最近exciteさん、すごく広告多いですね。このご時世仕方ないことなのかな。無料だから文句言っちゃいけないのかもだけど、鬱陶しいですー。
#
by fancypet
| 2024-03-04 20:42
| 日々のこと